今回は、20代で「ふぞろいの林檎たち」が大ブレイクし、還暦を迎えた現在でも大活躍している時任三郎さんについてお伝えします。
近年、時任三郎さんの「手の震え」が関心を持たれています。
- なぜ、手が震えるのか
- 演技なのか、病気なのか
- 病気ならどんな病気なのか など
以下、詳しくご覧くださいませ!
目次
時任三郎のプロフィール
芸名・本名:時任三郎(ときとう・さぶろう)
生年月日:1958年2月4日(64歳)
出身地:東京都世田谷区
身長:188cm
血液型:O型
職業:俳優、歌手
ジャンル:映画、テレビドラマ
活動期間(デビュー):1980年〜
所属:SUBNET
時任三郎さんは、デビュー前は俳優養成所に所属していました。
その後、1980年に俳優デビューし3年後に「ふぞろいの林檎たち」(1983年)で注目を集めます。
中井貴一さんと柳沢慎吾さんと3人の3流大学生の生活を描いたドラマで、当時はとても人気がありました。
1988年には「24時間戦えますか」というキャッチコピーのリゲインのCMが大ブレイク。
現在、このCMを放送したら「休め!」怒られますね。
そして、1999年から一時期、家族でニュージーランドに移住し、俳優の仕事はまったくしませんでした。
リゲインのCMで「24時間戦えますか」で、頑張りすぎて働くことの意味がわからなくなったのでしょうか。
しかし、お子さんが大きくなり手がかからなくなったので日本に帰国。
帰国後、2003年にドラマ「Dr.コトー診療所」で復帰します。
その後、月9ドラマ「プライド」「海猿」など数々の人気ドラマに出演しています。
さらに、NHK大河ドラマ「江」に出演したほか、歌手としても多方面で活躍しています。
今年で62歳の時任三郎さん。
62歳には見えないくらいとても若々しく見えますね。
でも、2019年にネットで「手の震え」で話題となりました。
24時間戦ったせいで、病気になったのでしょうか?
時任三郎はなんで手が震えてるの?
時任三郎さんの手の震えが、2019年に放送されたTBSドラマ「インハンド」で注目されました。
なぜ、手が震えているのでしょう。
その一つの理由として、終末期を迎える役だったので演技だった、ということが挙げられます。
でも、それだけではない、というネットの声もあります。
時任三郎さんは、主人公の山下智久さん演じる、紐倉哲(ひもくらてつ)の元上司・福山和成(ふくやまかずなり)の役でした。
その演技の途中で、手の震えが頻繁にみられました。
このためネットでは「病気なのでは」と話題に。
ちなみに当時のTwitterでは…
最終回では、時任三郎さんの演技に鳥肌。
あの痩せ方もすごかったけれど、終末期にありがちな手がプルプルしちゃう震えとか、看取りを経験している身としてあまりにもリアルすぎた。
インハンド シーズン2やって欲しいいいぃぃ。— 松本喜美枝 (@b2_station) June 21, 2019
インハンド見てると時任三郎の手の震えが気になるんだけど、あれ演技だったりするのかな
— らむ (@rakugaki0903) May 31, 2019
時任三郎の手の震えが気になって仕方がない。演技だった!とか書かれてたけど、私観てるのインハンドじゃないぜ?
— ぽこにゃんたあぼ (@poconyanturbo) July 13, 2019
- 手の震えについて、リアルな演技に感動する人
- 手の震えのシーンが気になって仕方がない人
- 手の震えはドラマ「インハンド」だけではないという人
多くの人が、時任三郎さんの手の震えが気になっているようです。
ちなみに、ドラマ「あなたの隣に誰かいる」が遺作になったいかりや長介さん。
リンパ節がんで病気だったのに出演し、ガラガラ声で演技していた様子にお茶の間は心配しました。
そのこともあるので、時任三郎さんも病気の役とはいえ、本当の病気かもしれないと皆さん心配になったようです。
時任三郎の手の震えを動画で確認
「インハンド」で手の震えが病気ではないかと心配になった時任三郎さんの様子
その後、2019年のドラマ「監察医 朝顔」でも、時任三郎さんは「手の震え」を見せ、再びネットで話題となったのです。
そのシーンが以下のTwitterでご覧いただけます。
— フカボリハチ公 (@actasamodel) July 17, 2019
「手の震え」が気になるのは、時任三郎さんが石田ひかりさんに花束を渡すシーンです。
どうでしょう。震えてますか?
意識しないとあまり良くわかりませんが、意識して見ると、花束の包装シートが小刻みに揺れているように見えます。
さらに、下の動画では、箸を持つ手元を注目してみてください。
— フカボリハチ公 (@actasamodel) July 17, 2019
うーん・・・。震えているようにも見える。
でも、気のせいといえば気のせいのような感じもします。
時任三郎の痩せた手の震えは演技?
時任三郎さんの「手の震え」は「演技」か「病気」かについて、今のところ公表されていません。
でも、「インハンド」はドラマの設定上、病人の役だった時任三郎さんの「手の震え」は演技の可能性は高そうです。
https://twitter.com/inhand_tbs/status/1142026095870369792
こちらは、一番最初に「手の震え」が注目されたドラマ・インハンドの公式ツイッターの時任三郎さん。
時任三郎さんが演じる福山和成が亡くなったあとの「クランクアップ」の時に撮影されたものです。
亡くなった人の役だったので、病人のような痩せこけた姿は心配になります。
もちろんメイクの効果もあると思いますが、視聴者が心配するのもわかります。
お疲れ様でした😆🍀ベッドの上での指の震えに胸がキュっとなりました。貫禄の演技に感動でした。本当にありがとうございました。
このために痩せられたのですよね。。
お顔つきの変化にも驚き!!
役者魂ひしひしと感じました😭
新太くん、博士への言葉
響きました😭
素敵な作品をありがとうございましたm(_ _)m
視聴者が「手の震え」を心配する一方で、名演技と称賛する人も多いですね。
このことから「手の震え」が病気だったのか、演技だったのかというと、演技に軍配が上がりそうです。
しかし、その次のドラマ「監察医 朝顔」では、病人の役でもないのに手が震えています。
もしかすると、本当は病気なのかも。
もしそうだとしたらどのようなことが考えられるか、見てきます。
時任三郎の手の震えは老人性による衰え?
時任三郎さんは、見た目格好いいので若く見えますが、なんと2020年で62歳。
赤いちゃんちゃんこを着る還暦を超えているのです。
スラっとしている上、バリバリと俳優業を続けているので身体のケアは大切にしていると思います。
でも、多くの人がそうであるように、歳を重ねるにつれて筋肉が少なくなり身体の衰えは防ぐことはできなくなります。
そうした中で「震え」という症状は珍しくありません。
時任三郎さんも若々しい感じでも例外ではないのです。
例えば、知り合いの高齢者は、何もしていないのに指先が震えていたり、首をフルフルと震わせているときがあります。
時任三郎さんも、あと3年もすれば「65歳以上の高齢者」となるので、例外ではありません。
そういう状況から、時任三郎さんの「手の震え」は無意識に動いてしまう老人性の症状の可能性も否定できませんね。
時任三郎の手の震えで考えられる病気
「震え」という症状は、単に加齢が原因とは一概に言えず、病気の可能性もあります。
時任三郎さんの「手の震え」が病気では?とネットで話題になるくらい、皆さん時任三郎さんの症状を心配しています。
「手の震え」が症状として現れる代表的な病気について、以下で見ていきます。
本態性振戦(しんせん)
本態性振戦(ほんたいせいしんせん)は、原因が分からずに身体が規則的に振戦(しんせん)する病気です。
※振戦(しんせん):震えること
震えが現れる病気の中では最も多いようです。
お箸やスプーンを持ったときや、決まった姿勢をとったときに、手に症状が表れ振戦が起こります。
多くは高齢者にみられますが、若年者にもみられることがあるようです。
上の動画で振戦が起きてしまう人の様子がわかります。
時任三郎さんの演技での震えはここまで震えていないことから、本態性振戦ではなさそうです。
パーキンソン病
パーキンソン病は、脳の神経伝達物質のドーパミンが少なくなると、手足の震え、が症状として出るそうです。
その他
- ぎこちない動き
- トボトボと歩く感じ など
進行していく病気のようです。
原因は不明で、全体の発症率は1,000人に1人〜1・5人と言われ、高齢になると発症する確率が高くなるそうです。
65歳以上になると、おおよそ100人に1人が発症するそうです。
発症のピークは50~60代で、40代からは注意が必要です。
上の動画を見ると「本態性振戦」とは比較できないくらい動くのも大変そうですね。
時任三郎さんはここまで大変そうではないので、パーキンソン病の可能性は明らかに低いですね。
書痙
書痙(しょけい)とは、手が震えたりこわばったりして字を書くのが困難になる症状です。
漫画家や速記者など文字を書くことを仕事にしている人に多いのが特徴ですが、教師、音楽家、大工、歯科技師などでもみられます。
特に20~40代の男性に発症することが多いとわれています。
- 「人と話しているときに手や声が震える」
- 「ピアノの発表会で手が動かない」など
多くは精神的な要因によります。
あがり症や緊張、文字を書くことへの極度の劣等感などが挙げられます。
稀に、事故が原因で手のひらの筋肉が固まってしまうなど身体的な要因で発症するケースもあるそうです。
症状に大小ありますが、力が入って大変そうです。
時任三郎さんは、22歳から俳優として活躍し、24時間戦ってきていました。
芝居も上手く、年齢的にも何ら臆することもない状態なので、書痙ではなさそうですね。
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)
甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)は、甲状腺からのホルモンの分泌が増すと、動悸や発汗といった代謝が上がる症状がみられる病気です。
甲状腺機能亢進症の原因の1つとして挙げられるのが「バセドウ病」です。
20~30代の女性に多くみられます。
甲状腺機能亢進症の症状には、手の震え、心拍数が増える、血圧が上がる、動悸がする、よく眠れなくなる不眠症などです。
時任三郎さんは男性で60代なので、バセドウ病の可能性は低そうです。
アルコール依存症
アルコール依存症は、飲酒(飲む量、飲むタイミング、飲む状況)を自分でコントロールできなくなった状態のことをいいます。
「飲酒はダメ」と分かっていても脳が欲しがるので飲むことをやめられなくなります。
仮にお酒を止めていたとしても体内のアルコール濃度が下がってきます。
そうすると「離脱症状」が現れ、手や全身の震え、発汗、不眠、吐き気、嘔吐、幻覚、幻聴などが出てくるようです。
アルコール依存症の人はお酒を断っていると、常に手の震えが起きるようです。
時任三郎さんの場合、石田ひかりさんに花束を渡すシーンや、お箸を持つシーンで手の震えているといわれています。
お酒を呑んでお芝居をやったらお酒臭く、共演者にバレるでしょう。
そういうことから、時任三郎さんはアルコール依存症で手が震えているのでもなさそうです。
時任三郎の手の震えもう一度確認しての結論
— フカボリハチ公 (@actasamodel) July 17, 2019
再生から10秒ほどすると時任三郎さんの手を確認することができます。
「手の震え」は確認できます。
「監察医 朝顔」の時任三郎さんの役・万木平とは…
真面目な性格で、手がかりになる可能性が1%でもあるならば、どんな些細なことまでも調べ上げ、たとえ足が棒になろうとも聞き込みを諦めない。
一方で、今なお時間があれば東北へ向かい、まるで“捜査”と同じように、東日本大震災に被災し行方不明となっている妻の遺体を探し続けている。
- 真面目な性格の人は、頑張りすぎるので常に緊張している
- 行方不明の妻を時間があれば探している
このような設定上、時任三郎さんは万木平になり切って「手の震え」を演じ特徴を表しているのかもしれません。
もしそうだとしたら名俳優ですね。
また、こちらは時任三郎さんのインスタグラムです。10月に投稿されたばかりの写真です。
顔色もよく、元気そうな姿が見られてホッとしますね。
いろいろ確認しましたが結論として、時任三郎さんの「手の震え」は…
- TBSドラマ「インハンド」で、最終的に病気で亡くなる役柄のための、名演技だった可能性が非常に高い。
- フジテレビドラマ「監察医 朝顔」は、役になり切っているので演技の可能性が高い。
その後、2020年に入ってから「時任三郎 震え」についてネットを見ても、これといった投稿などはありませんでした。
時任三郎さん「手の震え」を心配させるほどのさすがの演技力で、世間を心配させた名俳優ということがわかりました!