今回は15歳で、2024年パリオリンピックの代表要員として選ばれた張本美和さんについてお伝えします。
張本美和さんは中国人との噂がありますがどうなんでしょうか。
その両親のこと、兄・張本智和さんのこと。
最後に張本美和さんが帰化した理由と、お母さんが帰化していない理由など。
詳しく見ていきます!
目次
張本美和のプロフィール
引用:https://www.sponichi.co.jp/
本名:張本美和(はりもと みわ)
生年月日:2008年6月16日(15歳)
出身地:宮城県仙台市
居住地:神奈川県川崎市川崎区
身長:166cm
血液型:O型
家族:父・張本宇、母・張凌、兄・張本智和
張本美和さんは、なんと2歳という若さで卓球を始めたんですよ。ほんとにすごいですよね!
2014年の春、張本美和さんはお父さんとお兄さんと一緒に中国から日本に帰化して、姓を「張本」に変更しました。
それから仙台ジュニアクラブで卓球を続けました。
そして、2018年には10歳で中国ジュニアオープンのU13を達成。
それだけじゃなく、台北ゴールデンジュニアオープンではU18でベスト8に入るなど、日本の卓球界でも大注目される存在になったんです。
その後、木下アビエル神奈川というTリーグのチームに所属しました。
2021年には、なんと全国中学校卓球大会の女子シングルスで、1年生ながら見事に初優勝を果たしました。ほんとにすごいですよね!
2024年1月には、全日本卓球選手権大会の女子シングルス(シニア)で決勝進出を果たしましたが、惜しくも早田ひな選手に敗れてしまいました。
でも、これは大きな成長ですよね。
そして、2024年2月5日、張本美和さんは早田ひな選手、平野美宇選手と共に、夏季オリンピック競技大会(パリオリンピック)の女子日本代表候補選手として団体戦に選ばれました。
15歳でオリンピック候補に選ばれるなんて、本当にすごいですね!
そんな素晴らしい張本美和さんですが、両親は中国の方なんですよ。
張本美和の両親は中国人
張本美和さんの両親は中国人なんですよ。そして、お母さんの凌さんは今でも中国籍を持っています。
一方で、お父さんの宇さんは日本国籍を取得して、日本人として生活しています。
両親のバックグラウンドとルーツ
張本美和さんのご両親は、中国で卓球選手として活躍されていたんです。
宇さんは中国の四川省代表として世界で活躍し、28歳で現役を引退しました。
その後、福原愛さんも所属していた仙台のジュニアクラブでコーチとして活動するために、日本に移住しました。
世界での経験を持つ宇さんは、世界で活躍する選手を育てる情熱と経済的な安定を求めて、日本での生活を選んだんですね。
一方、お母さんの凌さんも小学1年生から卓球を始め、中国代表として世界選手権に出場するなど、素晴らしい経歴を持っています。
24歳で現役を引退した後は、マレーシアのナショナルコーチを務めていましたが、宇さんが仙台での生活を希望するようになり、一家で仙台に移住しました。
宇さんと凌さんの出会いは、四川省代表としての活動中に始まり、約10年間の遠距離恋愛を経て結ばれました。愛の力ですね!
そして、2003年6月27日に長男の張本智和さんが誕生し、2008年6月16日に張本美和さんが生まれました。
張本美和の国籍は中国人ではなく日本人
張本美和さんは、宮崎県仙台市で中国人の両親のもとに生まれました。
なんと、美和さんはもともと中国と日本の二重国籍を持っていたんです。
美和さんは、2013年8月、5歳の時に帰化を申請し、2014年3月に日本国籍を取得しました。
この際、姓を「張」から「張本」に変更して、日本人となったんですね。
張本美和はハーフか
一部では、中国人やハーフという噂もありますが、実際には帰化していますので、れっきとした日本人です。
そして、美和さんのお父さんとお兄さんである張本智和さんも帰化しています。
特に大好きなお兄さんが帰化したことが、美和さんが日本国籍を取得する大きな要因の一つだったのでしょうね。
張本美和が中国国籍を捨て日本に帰化した理由
張本美和さんが帰化した理由は、なんと3つあるんです。
- 張本智和さんが全日本選手権に出場するため
- 張本智和さんがJOCエリートアカデミーに参加するため
- お父さんとお兄さんが帰化したため、妹の美和さんも一緒に帰化した。
美和さんは、お父さんとお兄さんと一緒に暮らしていて、智和さんが「東京オリンピックに出たい!」と言ったことが、帰化のきっかけになりました。
これらの理由から、智和さんは日本国籍が必要とされ、帰化申請をしたんですね。
ただ、お母さんの凌さんは、最初は智和さんを卓球選手にするつもりはなかったそうです。
しかし、智和さんはたくさんの大会で優勝し、その実力を発揮しました。
智和さんが小学校4年生の頃、全日本選手権に一般部として出場するには日本国籍が必要でした。
また、オリンピックに出場を目指す選手を育成するためのJOCエリートアカデミーに参加するにも、日本国籍が必須でした。
そのため、帰化することになったんです。
2013年、2020年東京オリンピックの開催が決定し、当時10歳だった智和さんの「東京オリンピックに出たい!」という夢を叶えるため、一家は帰化を決意しました。
本当はいつか中国に戻るつもりだったので、帰化するつもりはなかったそうですが、卓球が大好きな智和さんの純粋な思いを尊重し、帰化することにしたんですね。
そして、実際にはお父さんとお兄さんと共に、美和さんも5歳の頃に帰化し、日本国籍を取得しました。
張本美和の父親について
張本美和さんの父親、張本宇さんは中国四川省出身の元卓球選手です。
1990年代に現役を引退し、卓球指導者としてのキャリアをスタートさせました。1998年には宮城県仙台市に移住し、仙台ジュニアクラブのコーチとして活動しています。
宇さんは多くの子供たちを指導しながら、自身の子供たちである智和さんや美和さんの育成にも力を注ぎました。
帰化の経緯と理由
2014年、宇さんは息子の張本智和さんの日本国籍取得のために、日本に帰化しました。
智和さんは小学校4年生の頃に全日本選手権で「一般の部」に出場するためや、オリンピックを目指す選手を育成するためのJOCエリートアカデミーに参加するために日本国籍が必要だったためです。
家族と卓球への影響
宇さんは家族全員が卓球を通じて強い絆で結ばれており、その指導方針は厳しくも愛情に満ちています。
特に智和さんが東京オリンピック出場を目指して帰化したことが家族全体に大きな影響を与えました。
宇さんの指導とサポートのおかげで、張本兄妹は卓球界で大きな成功を収めています。
張本美和の母親が帰化していない理由
張本美和さんのお母さん、凌さんは日本国籍を取得していません。
その理由は公にはされていませんが、本人は次のように述べています。
「中国に家族がいるため、いつかは故郷の中国に戻るつもりでした」
「元々、帰化する予定はありませんでした」
凌さんは、中国人として卓球選手として活躍し、小学校1年生の頃から卓球を始め、中国代表として世界選手権にも出場したんです。24歳で現役を引退し、その後はマレーシアのナショナルコーチを務めました。
ただ、夫の宇さんが仙台での生活が落ち着いたため、一家で仙台に移住することになりました。宇さんとは、四川省の代表として活躍していた時に出会い、約10年間の遠距離恋愛を経て結婚しました。
そして、2003年6月27日に長男の張本智和さんを出産し、2008年6月16日には張本美和さんが誕生しました。
張本美和さんの家族関係
張本美和さんの家族は、卓球一家として知られています。
兄、張本智和さんもまた有名な卓球選手であり、家族全員が卓球に情熱を持っています。
美和さんと智和さんは幼い頃から卓球を通じて強い絆を築いてきました。
家族とのエピソード
張本美和さんと智和さんの関係は非常に親密で、練習中もお互いに助け合い、励まし合っています。
試合前には一緒に練習し、試合後には互いのプレーを振り返ることも多いです。
兄妹の絆が強く、美和さんが智和さんを尊敬し、智和さんが美和さんを支える姿はとても感動的です。
仲良しエピソード
練習中のサポート
美和さんと智和さんは、練習中にお互いをサポートし合い、技術的なアドバイスを交わすことがよくあります。
特に大きな大会前には、兄妹での特訓が恒例となっています。
試合後のリフレクション
試合後には、二人でその日のプレーを振り返り、改善点や成功したポイントについて話し合います。
これにより、お互いのスキルアップに繋がっています。
兄の応援
美和さんが試合をしている時、智和さんが観客席で声援を送る姿がよく見られます。
逆に、智和さんが試合に出る際には、美和さんが心からの応援を送っています。
オフの日のリラックス
練習や試合の合間には、二人でリラックスした時間を過ごすこともあります。
兄妹での買い物や食事が楽しみの一つです。
家族の支え
家族全員が卓球に情熱を持っている張本家では、互いにサポートし合う姿が日常的に見られます。
両親もまた、子供たちの卓球の活動を全力で支えており、家庭内でのコミュニケーションも密です。
張本美和さんの成功は、家族の強い絆とサポートのおかげであり、これからも家族の支えを受けながら、さらなる飛躍が期待されています。