今回は、日本卓球会の若きエース、試合中「チョレイ!」の掛け声で有名な張本智和さんについて詳しくお伝えします。
張智和さんは卓球選手です。
ただ両親は中国出身であることから多くの人がなぜ日本人なのか、と疑問に思ってます。
その他、日本国籍を選んだ理由や高校など以下で詳しく見ていきます!
目次
張本智和のプロフィール
本名:張本智和(はりもと ともかず)
生年月日:2003年6月27日
出身地:宮城県仙台市出身
家族構成:両親、妹
血液型:O型
身長:175㎝
体重:64㎏
所属:木下マイスター東京所属引用元:Wikipedia
張本智和さんは、2017年にITTFワールドツアー男子シングルスで世界史上最年少の14歳61日で優勝しました。
その翌年2018年にはITTFワールドツアーグランドファイナル男子シングルスで世界史上最年少15歳172日で優勝。
その輝かしい経歴から「神童」「100年にひとりの逸材」などと呼ばれ世界から称賛を浴びています。
張本智和の高校は日大高校!
#張本智和 選手が
本日、中学校を卒業‼️「充実して楽しかった3年間だった」✨
ちなみに、卒業式では泣かなかったとのことです(笑)#世界卓球 #4月23日開幕#テレビ東京 #BSテレ東#ちなみに2枚目は #3年前の小学校卒業のもの pic.twitter.com/MrfcP2blAz— テレビ東京卓球情報 (@tvtokyo_tt) March 20, 2019
張本智和さんは日大高校に在学中の現役高校生です。
日大高校は、横浜にある中高一貫の高校で、文武両道を目指す校風だそうです。
日大高校の偏差値を調べたところ65-67もありました。
張本智和さんは卓球だけでなく勉学にも力を入れているようですね。
日大高校は多くの有名人、スポーツ選手を輩出しており、プロゴルファーの金子柱憲さんやお笑い芸人トレンディエンジェルの斉藤司さんも日大高校出身です。
張本智和が日大高校を選んだ理由がヤバイ!?
出典元:T.LEAGUE
張本智和さんは東京都北区立稲付中学校時代、JOCエリートアカデミーに在籍していました。
JOCエリートアカデミーとはその名の通り厳しい選考基準を満たしたエリート選手のみ所属できる団体です。所属した選手は親元を離れて寄宿舎生活となり、近隣の学校に通いながら日本オリンピック委員会の強化育成指導を受けることができます。
通常所属選手は、高校卒業まで在籍しますが、張本智和さんは中学卒業後エリートアカデミーから離れ日大高校の進学を決めたのです。
張本智和さんは小学生時代、成績は優秀そのもの。海外遠征もこなしながら学校はほぼ休まなかったそう。
ですがエリートアカデミーでは練習中心の生活です。中学生の頃から徐々に張本智和さんの成績は低下。勉強をもっと頑張りたいと自らの意思で日大高校進学を決意されたそうです。
張本智和さんほどの輝かしい経歴の持ち主で優れた選手だったら「卓球さえ頑張ればいい」と思ってしまいそうですが、現状に満足せず、文武両道を目指すなんてスゴすぎますね!
張本智和が日本国籍を選んだ理由
出典元:読売新聞オンライン
両親共に中国人であるにも関わらず、どうして日本国籍を選んだのか?
張本智和さんの両親はなぜ日本に来たのか?
以下で詳しく探っていきたいと思います。
日本で両親がコーチをしているから
出典元:トレンドぼっくす
父親:張宇(ハリモト ユ)(48歳)
母親:張凌 (ザン リン)(45歳)
ご両親は1998年に結婚し、仙台ジュニアクラブのコーチとして日本に来日しました。
父親は男子ジュニア日本代表コーチを務め、母親は中国で世界選手権の代表に選出されるほどの実力者です。
父親の張本宇さんは、いずれは中国でプロチームのコーチになりたいという目標があったそうですが、2003年6月27日に張本智和さんが誕生すると、生活の基盤は完全に日本となり、その目標も変わっていったそうです。
その後、2008年6月16日に妹の張本美和さんが誕生したことで、完全に日本で生活することを決心します。
その流れから張本智和さんは日本国籍を取得することになります。
日本人として世界で活躍したいから
出典元:芸能人有名人学歴偏差値.com
張本智和さんは日本生まれの日本育ち。
自分のアイディンティティーは日本にあると感じており、将来は日の丸を背負って日本の卓球選手として世界で活躍したいという強い思いがあったので日本国籍を取得しました。
帰化したいと申し出たのは、なんと10歳の時で「日本人として世界で活躍する」という張本智和さんの強い意志を感じます。
自分の将来を考えた上での行動であり、若くして世界で活躍する選手はやはり子供の頃から違いますね!
張本智和が日本国籍を取得
出典元:ぽこあぽこ
2014年の春に、張本智和さんが小学校4年生(10歳の時)に、父親と妹の美和さんと共に日本に帰化し、中国名の「張」から日本名の「張本」へ変わります。
帰化する際は、張本智和さん自身から「日本に帰化したい」と申し出たようです。
ご両親は、日本への帰化は考えていなかったそうですが、張本智和さんの強い意志を受け日本へ帰化することを決意されました。
一方で、母親の張凌(ザン リン)さんは、中国籍のままです。
理由に関しては明らかになっていませんが、母親の張凌(ザン リン)さんは中国の卓球選手として大活躍した人でした。
また、中国は結婚しても日本のようにその家に入る習慣がなく別性を名乗ります。
なので母親の張凌(ザン リン)さんはわざわざ故郷の中国を捨てることもありません。
だから日本籍を取得せず中国籍のままなのでしょう。
張本智和に対する両親の葛藤
出典元:東京新聞TOKYOweb
今や世界で活躍する張本智和さんですが、意外にもご両親は張本智和さんに将来必ず卓球選手になってほしいとは考えていなかったようです。
かつて張本選手と同じ卓球選手でありその厳しい世界を知っているからこそ、卓球選手として活躍し続けることがいかに難しいことなのかご両親は理解していました。
ですが張本智和さんが小学4年生の時、日本ジュニア選手権の県予選で逆転優勝をしたことをきっかけに、この子は私たちを超えていく存在であると認めることとなったのです。
それから両親は「五輪で金メダルをとる」という張本智和さんの目標を支えていくという考えに変わったのです。
最初、両親は張本智和さんを卓球選手にはさせたくないという思いでしたが、あまりにも卓球が強いのでどうしようという葛藤があったようです。
しかし、今では全面的に支えています。
張本智和に対する中国人の反応
出典元:デイリースポーツ
張本智和さんの活躍は世界でも認められていますが、両親の故郷の中国人はどのような反応を示しているのでしょう。
「中国人は彼を日本人だと思っている!しかし、日本人は彼を中国人だと思っているよ」
「中国人だから卓球が上手いと思ってるの?中国の環境が卓球を上手くさせるんだよ。彼は今後苦労するだろう」
「東京五輪では俺たち中国がお前を負かす!」
「中国には天才卓球少年がいっぱいいる。もし中国だったら彼は日の目を見ないまま終わるな」
「卓球で生きるならやはり中国!他国ではスポンサー付けるのすら難しい」
「中国では代表入りはできないレベルかな」
中国人の方々は、張本智和さんに対して日本でやっているから通用する、と高をくくっています。
しかし、世界大会で智和さんは中国人の強豪を倒すこともあるので、国籍が中国でも活躍できたと思われます。
「日本で生まれてるから日本人でしょ?中国と何か関係あるの?」
「自分の夢のために祖国と民族を裏切るなんて意味あるの?」
「こうやって人材が流出していくのか」
「金メダル獲ってみろ。祖国に挑んでこい」
「中国となんか関係あるの?」といった中国人特有のドライな感じのコメントがあります。
「張本?特に関係ないし…」と言ったところでしょうか。
卓球強豪国の中国なので厳しい意見が多いです。
張本智和さんにはぜひオリンピックで金メダルを獲っていただき、中国人たちを見返してほしいです。